2011年世界食料デー 食料価格 危機から安定へ
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2005年から2008年の間に、世界の主要食料価格が高騰し、この30年間での最高水準に達しまし た。この3年間の後半18ヵ月の間に、トウモロコシ価格は74%、コメ価格は166%上昇して3倍 近い価格になりました。 20を超える国々で食料暴動が発生しました。論説委員たちは安価な食料の終わりを宣言しまし た。しかしその後、2008年6月に最高値を迎えた後、主として大規模な金融および銀行危機によっ て世界経済が不況に陥ったことから、食料価格は再び下落し、6ヵ月間で33%も急落しました。 とはいえ、これは一時的な下落に過ぎませんでした。2010年に穀物価格は50%上昇し、2011 年第2四半期にわずかに下落するまで高騰を続けました。その時点で、将来の見通しは全く立って いませんでした。 しかし、経済学者は、2006年以降に経験したような価格の乱高下が、近い将来再現されるだろ うと考えています。つまり、食料価格の不安定性――現象を表す専門用語で言えば――がおそら く、定着したのです。 これは好ましいニュースではありません。価格の乱高下、特に価格上昇は開発途上国の食料安全 保障にとって大きな脅威で す。最も打撃を受けるのは、貧しい人々です。世界銀行によれば、2010~ 2011年に、食費が増大したことで7,000万人近い人々が極度の貧困に陥りました。
